子どもたちの自立を応援する「全国心の木プロジェクト」では、子どもたちが日頃から色々な人と関わりながら、困った時に気軽に「困った」と相談ができる関わりを作っていけるよう、様々な取り組みを広げています。
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その活動の一環として、9月11日(土)、長野市川中島町にある圓成寺(えんじょうじ)さんにて坐禅会を開催しました。今回は児童養護施設を退所した3名の子たちが参加してくれました。
ただ坐り、呼吸を数える
今回参加した3人共坐禅は初めてということで、坐り方、視線の位置、手の置き方、呼吸の仕方など、住職の小菅宗真さんに丁寧に教えていただきました。「がまん大会にならないように」という優しいアドバイスのもと、木版の音が本堂に鳴り響き、いよいよスタート。木版の後には鐘の音が優しく響き渡っていきました。
今回は10分間の坐禅だったのですが、参加した皆さんもあっという間に感じたようです。普段意識をしない呼吸に意識を向けるというだけで、音や風の感じ方も変わってきます。力が抜けていく感覚がとても心地よい時間でした。
数珠の使い方など葬儀マナーから輪廻転生のお話まで
坐禅の後は、みんなでお話タイム。
数珠の使い方やお焼香のあげ方は知っておいた方が良いかもね、という話になったのですが、実は大人もなんとなく周りを見ながらやっているという方、意外と多いのではないでしょうか。宗派によって数珠の使い方、お焼香のやり方はそれぞれとのことで、私自身も勉強になりました。
そして、その数珠の話から輪廻転生の話に。
この世には『地獄界、飢餓界、畜生界、修羅界、人間界、天界』という世界があり、仏教ではこの六つの世界から抜け出す(解脱)ことを目指して修行をしていきます。
輪廻転生で生まれ変わる世界は、人間界で生きている時に犯した罪の重さ―例えば、いたずらに殺生をしたり、盗みを働いたり、欲にまみれた生活をしたりなど―それによって、行く世界が決められます。
子どもの頃、「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」なんて言われたことがあるという方もいると思います。何千年も語り継がれている教えの中には、日々「善く」生きていくために大切な教えがたくさん含まれていることに気が付きます。私自身も日々を振り返る良いきっかけになりました。
また開催したいと思います!
次の記事では、坐禅について、小菅さんにお聞きしたお話をお届けします。
世界マザーサロン
永井佐千子
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