ママの働き方・仕事と子育てを両立するための「チーム力」~2021/1/21メルマガより~

(この記事は世界マザーサロン代表永井佐千子が2021年1月21日に発行したメルマガから抜粋して、お届けしています。)

こんにちは
世界マザーサロンの永井佐千子です。

ここ最近、働き方や子育てとの両立のことなど、ご相談をいただくことが増えてきました。そこで今日は私がこれまで何を意識して働き続けてきたのか、についてお伝えしたいと思います。

香港でペーパーカンパニーを登記したのが始まり

私が起業したのは26歳の時。

当時、上海の法律事務所で仕事をしていたのですが、睡眠もしっかりとれない程ハードワークが続き、それなら自分でやろうと思い立ち、よく分からないまま、香港にペーパーカンパニーの登記を申請しに行ったのが始まりです。そこから自分で営業したりしながら、上海で仕事を続けていました。

そしてその後、上海で夫と知り合い結婚し、日本に帰国。しばらくして妊娠したのですが、自分のペースで仕事がしたいなと思い、日本で会社を登記し、これまでのお客様からのお仕事やそこから別のお客様をご紹介いただいたりしながら、翻訳や事業サポートの仕事を少しずつ続けていきました。

会社を立ち上げたと言うと「すごい!」と言われることがよくあるのですが、立ち上げるのはとても簡単なんです。

大変なのはそこから。
いかに続けられるか。

継続しないと信頼は得られません。また、ネットワークも広がりません。

 

仕事と子育てを両立する働き方

とはいえ、子育てをしながら仕事をやり続けるというのは、そう簡単なことではありません。日本の社会では

・子育てをするか

 もしくは

・仕事をするか

という0か100か、といった考え方がまだまだ多いような気がします。子育てをしながら仕事をするならパートくらいしかない、といった話は今でもよく聞きます。

そして在宅でできる仕事といっても、1つ10円のような内職のような仕事が当時もとても多かったのを覚えています。

でも、私の周りには色々なスキルを持つお母さんたちがたくさんいました。

日本で会社を立ち上げてしばらくは私一人でやっていたのですが、子育て中でも、それぞれが動ける時間帯でお互いフォローしながら一緒にやっていけたら、もっと働きやすいはず。

在宅でももっと付加価値のある仕事ができるはずと思い、立ち上げたのがSuperAssistant(SA)事業部です。『チームで働く』という働き方はそれ以来、ずっと変わっていません。

SA事業部では様々な企業様の事業サポートを行い、世界マザーサロンの関係では、子どもの関係の事業を立ち上げました。その後、「ヴィーガン子育て」というサイトも立ち上げ、みんなで進めています。

住んでいる場所は国内外バラバラですが、常にお互い声をかけあいながら、案件を進めています。子育て中でも、例えば、

子どもが1歳の時は1日1時間

2歳になったら2時間

小学校にあがったら4時間

といった形で働く時間を長くしてけると、無理なく自分のペースで仕事をやり続け、スキルも高めていくことができます。

「チームで動く」のに大切なこと

私自身がそんな感じで働いてきたのですが、やり続けていくことで、見えてくるものがたくさんあります。

周りでバリバリやっている人を見ると、焦ってしまうのも分かりますが、持っているエネルギーを全て今使い切る必要はありません。

そして、一人で全部がんばろうとする必要もありません。

なので、「チームで動く」をおすすめしたいのですが、そのために大切なことは

・自分は何がやりたいのか
・自分は何ができるのか
・自分は何が苦手なのか

を自分で理解しておくこと。

ここがないと、良いチームは作れません。

そして困った時は困ったと言う。自分で何とかしないと!!と思っていると、自分も苦しいし、仕事も回りません。

今もたくさんの仲間と一緒に仕事をしていますが、このチームのコミュニケーションが素晴らしく、いつもとても気持ちよく仕事ができており、本当に有難いなと思っています。

チームで動く、というのは何も仕事に限ったことではありません。家族もそうですよね。

「何で私ばっかり!!」と思うようなときは、まずは声をあげる、

「伝えることから手を抜かない」が大切です。

一人でできることには限界があります。

「こうしたいな」「こんなことやりたいな」ということがありましたら、ぜひ「チーム作り」を意識してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人 世界マザーサロン 代表理事
ヴィーガン子育てプロジェクト 代表
永井佐千子

一般社団法人世界マザーサロン  代表理事 永井佐千子(Sachiko Nagai)

< 永井佐千子( Nagai Sachiko)経歴 >

・2002年から中国ビジネスに関わり2006年に独立。中国現地の弁護士事務所での勤務、香港での会社設立、上海の大手イベント会社での事業サポート等の経験を経て帰国。
出産後は母親も自分のペースで働き続けられる環境を作りたいという想いのもと、株式会社ESビジネスサポート内にSuper Assistant事業部(SA事業部)を設立
・2015年 世界中のお母さん達と子どもの未来を考えていきたいという想いのもと、(社)世界マザーサロンを設立
・2017年7月 日本で初となるヴィーガン子育て情報サイトをオープン
その他、児童養護施設での料理教室、性教育勉強会、放課後学習支援、環境教育など、講座やイベントなどを通して、学びの場を広げている。
1男1女の母

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