低体温、汗をかきにくい体質の子が増えている?!―自然の中で遊ぶ習慣を増やしましょう♪―


こんにちは
一般社団法人遊心(ゆうしん)の代表の峯岸由美子です。
8月も気が付くと後半になりました。海に山に、公園にとたくさん遊んでいますか?
この時期にしては珍しく気温が低めですが、油断は禁物。体調管理には十分気を付けてくださいね。今日は子どもの「からだ・体温」について、そして外遊びのヒントもお伝えします!

最近の子どもたちは体温が低い?汗をかきにくくなっている?

古い調査ですが1957年に東京大学の田坂定孝教授らが、10〜50歳代の3,094人の健康な方の体温を計測した結果、日本人の平均体温は36.89℃でした。その後、2008年に調査をした結果、成人の平均体温は36.14℃と50年前の調査に比べ0.75℃低くなっていました(2008年テルモ株式会社調査)。
2012年の「子どもの体温異常に関する調査」では、約18%の子が低体温群に(35.9℃以下)に属していました。キリンMCダノンウォーターズ(株)調査:対象4~10歳の子どもと母親400組)。
これは様々な要因が挙げられますが、特に運動不足、睡眠不足、食事の欠食やTVやゲームの影響、ストレスなどによる自律神経の乱れにより、体温調節がうまくできなくなっているためと言われています。

また、私たちが汗をかくとき、皮膚表面にある「汗腺」から汗が分泌されます。ただし、すべての汗腺から汗が出るわけではなく、汗をかける汗腺「能動汗腺」が多いか少ないかで「どれぐらい汗がかけるか?」が決まります。能動汗腺の数を左右するのは、「乳幼児期の過ごした環境」だといわれており、データによれば、3歳ごろまでに涼しいところで過ごせば、あまり汗をかく必要がないため、能動汗腺の数の増え方はゆるやかに、逆に、暑い所で過ごせば、たっぷりと汗をかきながら、能動汗腺もしっかり発達するそうです。
最近の子どもたちは、冷房のある部屋で涼しく過ごし、外で遊ぶ機会も減っていることで発汗量が減り、自律神経の乱れによって低体温になるなど、体に変化が起きているように思われます。

汗がかきにくい体質の場合は熱中症を起こしやすくなるので要注意!

夏の暑い時期は、気温や湿度、運動や労働により、体温が急激に上がり熱中症をおこすことがあります。この時、汗をかき水分を蒸発させることによって、体の体温を下げて体に熱がこもるのを防いでいるのです。ただ、汗をかきにくい、自律神経が不安定な状態では、熱中症を起こしやすくなります。
熱中症が起きているときの対処方法は7月に記載しました。

夏休みは子どもの「夢中」を発掘しよう!―“調べる”習慣で社会に目を向けるきっかけ作りも― 


さらに詳しいものについてはガイドラインがでていますので、参考にしてください。
「熱中症ガイドライン2015 日本救急医学会」
http://www.jaam.jp/html/info/2015/pdf/info-20150413.pdf
※ここでの熱中症とは「暑熱環境における身体適応の 障害によって起こる状態の総称」をさします。(日本救急医学会熱中症分類 2015より)
親である私たちは、まず自分の子どもがどのような体の状態なのかを十分「観察」しましょう。
普段の平熱は?今朝の体温は?ここのところの睡眠時間は?今朝の食事の様子は?
体に触れて「五感で感じて」みます。
発汗は?暑い場所は?湿疹は?体から臭いを発していないか?ゼイゼイ音など呼吸が乱れていないか?

この上で、外で遊ぶかの判断をしましょう。外で遊ぶ時にも発汗や体温の変化に注意します。
顔色(赤い?青い?)、表情(トローンとしている、もうろうとしている)、言葉(言葉が少ない)、発汗(汗を大量にかいている、体が乾燥している)、呼吸(呼吸が早い、浅い)
子どもは急激に体調が変わることがありますので、上記のような様子が見られるときは、すぐさま救急車を呼んでください。

体調を見ながら外で思いっきり遊びましょう!

子どもの体調が良ければ、朝または夕方にでも、子どもと一緒に外に出てみましょう。散歩をするだけでもよいですが、子どもと一緒に、日常生活に遊びを組み入れてみるのも楽しいですよ。

影踏み遊び

公園などではぜひ影踏み遊びを♪太陽と影の関係も自然に学べるようになります。影がどんなところにできているかを探してみたり、慣れてきたら、「影だけ通って歩こう!」というルールにして日なたはジャンプして通ってみたり。お子様の年齢に合わせながら、遊び方を工夫してみてくださいね。

冷たいところを探してみよう!

石の上や水場の近く、土の上、木のウロなど日なたと比べて「冷たい」と思うところを探してみましょう。裸足で歩くのも気持ち良いですよ!

水撒きをしよう

夕方「打ち水」をしてみましょう。お風呂の残り湯でかまいません。昼間ではなく夕方がおすすめです。高く高くジャバーッとかけてみます。打ち水をしたら、しばらくそこで涼んでみましょう。風が通る瞬間を親子で楽しんでくださいね!
いかがでしょうか。特別なおもちゃがなくても、自然にあるものだけでこんなにも楽しめます。是非、自然を感じながら、残暑も楽しんでくださいね!
一般社団法人遊心® 峯岸由美子
遊心HP:http://www.yushin.or.jp/
遊心ファンクラブサイト:https://yushinfc.jimdo.com/

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