折り紙で頭が良くなる?!子育てにもぴったり!/Japan

今や世界に広がるOrigami文化。空間イメージ能力を高めたり、親子、外国人とのコミュニケーションにも効果が期待されています。改めて、その良さを振り返ってみましょう!(第二弾「けん玉ってすごい! ―「五感力アップ」と「成功体験」の宝庫―」はこちらから

皆さんは何を作りましたか??

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性別や世代によって程度差はあるとは思いますが、今も昔も何らかの形で折り紙と触れ合って大人になった方は多いのではないでしょうか。 私の子どもの頃の折り紙の記憶。それは、様々な柄の折り紙を集めに集め、友達と見せ合い交換し合ったこと。いくつもくす玉(多面体)を作っていた記憶も懐かしい思い出です。
そして、母となったいま。息子との折り紙遊びといえば、手裏剣や紙ひこうきを作っての飛ばしあい。折り紙の本を見ながら一緒に作り始めては、私の方が折り方に苦戦を強いられることしかり…。子どもが「出来ないからやって!」とかんしゃくを起こすこともあります。それでも、大人も子どもも夢中になれる面白さが折り紙にはあるのか、この時間が経つのはあっという間。
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折り紙は何となく子どものためにいいと思っている方はたくさんいるかと思います。改めて、この折り紙の『良さ』を見てみたいと思います。

折り紙の歴史

文献によると、日本の折り紙は、「折る」という行為から発展したものであり、“和紙”と深い関係があったと考えられているそうです。 日本の“和紙”は、世界でも類がなく畳んだり広げたりしてもやぶれない、柔軟で美しい紙です。そして、様々な文化を生み出してきました。
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この和紙はもともと神事に用いられ、神への供物などを包むことに使われていたそうです。それが室町時代に入り、紙包みが一つの礼儀作法となり、江戸時代に入ると祭礼や実用品として定着。女子の躾として伝承されていた折り紙は、やがて庶民の子どもの遊びとして普及していき、明治時代には幼稚園教育、小学校教育にも取り入れられるようになっていったようです。
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「東京おりがみミュージアム」より

折り紙で培われる能力は図形認識力だけでなく、創造性、教えあう力、幾何学分野まで

折り紙で身につく能力というと、手先の器用さ、順番通りに「折る」規則性、図形認識能力が浮かぶ人が多いのではないかと思います。 既定の作品作りではなく、紙から自由な発想で作品を作ることができれば、豊かな創造性も培われます。
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子どもたち同士、教え合っている風景もよく見ます。どちらに折るの??その折り方は?―違うよ、こうやって折るんだよ。と子どもたちも真剣。「人に教える力」も身につきますね!
最近では、何と幾何学分野でも注目されているようです。正八面体、正二十面体といわれてもピンとはきませんが、折り紙で作るきれいなくす玉は小学校の頃いくつも作った記憶があります。文献によると、折り紙で多面体を作りながら空間イメージができること、さらに体積等の計算式を理解する上でも折り紙を折っていく過程が有効であるとのことなど様々な効果も言われており、驚くことばかりです!

ゆったり時間を過ごしてみましょう

Mother and child to have a rose made with origami
安価でどこでも手に入り、持ち運びにも便利な遊び道具―“折り紙”。上述したようなスキルの他、親子のコミュニケーションツールとなることはもちろん、国際交流においても最適なコミュニケーションツールだと思います。小さい頃からいくつも習い事をし、子どもも慌ただしい時間を過ごしている現代。折り紙をしながらゆったり時間を過ごしてみる、ということも大切かもしれません。
<参考文献>
東京おりがみミュージアム(日本折紙協会)
・折り紙は泣いている   小林 仲太郎 小林 一夫
・すごいぞ折り紙 入門編 阿部 恒
・折り紙でたくさんの笑顔を ~盲目の「折り紙大使」加瀬三郎物語~  田島 栄次
By saya

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