自分のこと、子どもに伝えていますか?

自分のこと、子どもに伝えていますか?
寒い寒いと言っていたかと思ったらあっという間に春ですね。
自然のエネルギーをますます感じる季節になりました。
さて、皆さんはお子様と話をするとき、どんなことを話しますか?
子どもの話を聞く時間って、とっても大切だと思いますが、自分のことを子どもに話す時間も大切だと感じています。
私が大人になって、特に子どもを産んでから感じたのは、大人はなんでもっと自分の考えとかを話してくれなかったんだろう、ということ。
大人になってからは時々世の中のことなんかも話すようになりましたが、子どものうちにこそ話しをしてほしかったなと。
大人だからといって、ちゃんとした答えを常に出さなければいけないわけではありません。
今、どんなことが分からないのかどんなことで困っているのか
どんなことに怒っているのか
今の世の中について、どう思っているのか
自分はどんなことを目指しているのか
などなど。
子どもは大人の話を聞きたがっています。
子どもには分からない、話しても無駄なんて思う必要はありません。
子どもは子どもなりに、一生懸命考えています。
むしろ、子どもの純粋な頭で考えた方が時に、ハッとする意見を言ってくれることもあります。
学校では、基本的に「決まったこと」しか教えてくれません。
世の中のドロドロしたところ、実際に起きていることを一緒に話していくことで、子どもの世の中を見る目も鍛えられてきます。
また、その時、子どもたちは、自分の親は何を軸に生きているのか、というところも見てきます。
私たち親の世の中への姿勢、生きていく姿勢、です。
とりあえず、いい学校に行って、いい会社に入っていれば安心だよ、と伝えるのか、
今の世の中はこういうところが大変、こういうところが問題、だから、これからはこんなことを考えていかないといけないよね
ということを伝えるか。
内容について正解・不正解はありませんが、よくも悪くも、親の影響は大きいです。
家庭の話題から、子どもたちは世の中へ目を向けるきっかけを作っていきます。
子どもと話をする中で、自分の中の矛盾に気づいたりすることも出てきます。
自分の考えを整理するためにも、是非日常の中で子どもとの対話を取り入れてみてくださいね。
もし今日、嫌なこと、困ったことがあったら、是非、お子様に「今日、こんなことがあってね」と伝えてみてください。
そして「どう思う?」と聞いてみてください。
親子の対話の仕方が、きっと変わってくるはずです。
そして、そんな対話の積み重ねが子どもの生きる力、考える力を育むことにも繋がっていくはずです。
by Sachiko (The World’s Mother Salon代表)
2018年4月2日配信

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