「自立」のためには「助けてもらう力」も大切

「自立」のためには「助けてもらう力」も大切
もう何年も前ですが、ある子育て勉強会に参加した時、子どもにはどんな人になってほしいと思いますか?という講師の問いかけに対して、人に迷惑をかけないような生き方をしてほしいと答えられていた方がいらっしゃいました。
この回答を聞いて、えー、それは…と思われる方も多いと思いますが、実際、日々の生活の中で、周りの目を意識してしまうことは多くあると思います。
もちろん、「人が嫌がることをしない」この辺はまず子どものうちにおさえておかないといけないところです。社会の中で生活をする以上、何をしても良い、ということではありませんよね。
ただ、大人になって、本当はこんなことにチャレンジしてみたい。もっとこういうことをしてみたい。ここに行ってみたい。ということがあっても、
こんなことやったら迷惑かな、嫌がられるかな、仕事増やしちゃうかなと勝手に判断し、できるだけ面倒のないように、結局自分で負担してしまう、自分の中に気持ちを隠してしまう、ということも多いような気がします。
迷惑をかけないようにと思うあまり、人にお願いができない、頼れない。私も以前はそうでした。
自分でやれることは自分でやらなければいけない、と自分で背負いがちでした。ただ、子どもを育て、仕事をする中で全部自分では無理、と割り切れた後は力が抜け、周りの力に頼ることができるようになり、その結果、世界も広がりました。
周りの様子を見てから動くのでは本来やりたいこともできなくなってしまいがち。
なので、まずはやりたいことがあれば精一杯やる。
そして、助けてもらいたいときはちゃんと助けてほしい、と言う。
何か失敗したりしてしまった時は、心から謝る――。
迷惑をかけないようにと意識するのではなく、日頃から助け合える関係を築く、お互い様という気持ちを育んでいく、そんな生き方ができたら、これから安心して生きていけるのではないかと思います。
人は一人では生きていけません。子どもたちが自立した大人になるようにと、何でも自分でやりなさい!と言いがちですが、困った時は頼っていいのです。
なので、ぜひ子どものうちから、「頼る練習」もできたらいいのかなと思っています。自分でやりなさい自分で考えなさいと突き放す前に、
「困ったら言ってね」
と一言伝えてみてくださいね。
何でも頼ってくるのではという心配もあるかもしれませんが、「やるのは自分」。こちらは道を見せてあげるだけです。そんなことを繰り返しているうちに、自分で道を見つけ、進んでいく力がついていきます。
人が本領を発揮できるのは、リラックスしているとき。「きっと大丈夫!」という安心感を与えていくことも、子どもたちの自由な人生に繋がるのではないでしょうか。

子どもに言ってみよう!
「困ったら言ってね」

by Sachiko (The World’s Mother Salon代表)
2018年3月19日配信

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