農業の大規模化、工場化の先にあるものは…


先日は家族総出で実家のりんご採りの手伝いに行ってきました。
子ども達も畑では一人前。
年々頼もしくなっていくのを感じています。
ところで、現在の日本の農業がどういう状況になっているか、ご存知でしょうか。
農業従事者が減り、耕作放棄地が増え・・・というイメージはなんとなくあるかもしれません。
農水省の統計を見ると、田畑耕地面積は平成20年と比べ、平成29年は184,000haも減少しています。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/menseki/attach/pdf/index-16.pdf
そして、農業就業人口も大幅に減ってきています。
若い世代の新規就農事例が時々メディアなどで報道され、注目されたりもしていますが、トータルで見ると、大きく増えているわけではありません。
http://www.stat.go.jp/data/nihon/g1507.htm
実家の地域でも高齢化は進んでいます。
担い手がいなければ、そのまま畑は荒れていってしまいます。
その一方で増えているのが、「大規模経営」。
http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h24_h/trend/part1/chap3/c3_1_01.html
20ha以上の経営体が耕作する面積の割合は2000年から2010年にかけて11ポイント上昇。
2010年のデータですが、着実に増加しているのが分かります。
小規模経営より、大規模経営の方が効率が良いというのは色々なところで言われています。
ですが、大規模であればあるほど、農薬や肥料による生産管理、遺伝子組み換え作物の利用、といったものに頼る傾向はどうしても強くなっていきます。
農薬や肥料に頼っていると、土地の力は段々衰えていきます。
なので、更に農薬、肥料に頼るようになっていきます。
そして植物工場も年々増加。
2013年の国内市場規模が約34億円だったものが、2025年には443億円超まで伸びると予測されています。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1402/14/news078.html
野菜の栄養が減ってきている、とよく言われますが、それはこうした背景も影響しています。
スーパーに行けば、当たり前に野菜や果物が並べられているので、現状に危機感を感じる方は少ないと思いますが、日々の食が何十年後の未来に繋がっていきます。
確かに農業は大変です。
でも、どこかでこの流れを変えていかないと安心安全な食べ物を子ども達に残していくことが難しくなってしまいます。
この流れを変えていくためには、小さなことかもしれませんが、まずはプランター栽培からやってみる。
自分で少し畑を借りてみる。
がんばっている農家さんを応援する。
色々なやり方があると思います。
現状に目を向け、一人ひとり、何ができるか考えてみてはいかがでしょうか^^
by Sachiko (The World’s Mother Salon代表)

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