ロイクラトン祭り/Thailand

タイにも日本のとうろう流しと似た行事があるのをご存知ですか。流すランタン(灯篭)の色合いがとてもカラフルでタイらしいなと思いました。タイに住むyukiさんと1歳の息子さんの可愛いエピソードもついています♪

満月の夜の幻想的なお祭

サワディーカ(สวัสดีค่ะ)
皆さん、こんにちは!
11月25日はタイのロイクラトン祭りです。ロイクラトン祭りは毎年11月の末(陰暦12月の満月)の夜に、収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りが行われます。
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バナナの葉や紙などで作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、良い祈願をして、川や湖に流します。「ロイ」はタイ語の「流す」という意味で、「クラトン」は「灯籠」です。「灯籠を流す」祭りです。ロイクラトン祭りの前日からいろんな手作りのクラトンが市場で販売され、値段は大きさにもよりますが大体30バーツ~200バーツ(100円~700円)です。

チェンマイで行われるイーペン祭りではランタン(熱気球)も飛ばす

ロイクラトン祭りは、チェンマイで行われるイーペン祭りも有名で、灯篭流しに加えて、ここではコムロ―イと呼ばれるランタン(熱気球)も飛ばします。

環境に優しい流行りのクラトンとは?

最近クラトンの数が増え、川や環境にかなり負担になっているようですので、パン生地など川に生息している生き物たちが食べられる食品で作られたクラトンが流行りになっています。かわいくておいしそうです。もし11月あたりにタイに来られたら、誤って食べないようにね(笑)
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そして、今日はうちの子が生まれて最初のロイクラトン祭りです。家の近くの大学でお祭り夜市が行われるので、仕事終了後すぐトモを連れてお祭りへ。屋台でおいしいタイ料理を食べ、メインのクラトンを川へ流そうとしたら、どうやらパン生地で作ったクラトンが気に入ったみたいで、そのままお口へ。。。
慌ててクラトンを救出、「パンなのになぜ食べられないんだ」と怪訝な顔のトモに「これはお魚にあげるんだよ」と説明して、ようやく無事にクラトンを川へ流しました。トモの願いはなんでしょう?ママはトモが無事元気に育ってくれるように願いました。
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By yuki@Thailand
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