子どもを産んでから思うのは、
自分がどういう思考パターンを持っているかというのは、
自分がこれまでどう考えて、
どういう環境でどう生きてきたかということにすごく影響を受けているんだな、ということ。
当然と言えば当然ですが・・・。
つまり、子ども達にどういう気持ちで大人が接しているかによって子ども達の思考パターンも大きく変わってくるわけです。私達大人が、ずっと「しなければならない」と話続けていったらきっと「ホントはやりたくないけど、しなくちゃいけないんでしょ??」となってしまいます。
子ども達は敏感です。お母さん、お父さん、大人の顔色をよく見ています。本当はやりたくないことだったとしても、周りが喜んでくれるならやろうと考えたりもします。たかだか3-4歳程度でも。
でも、それをずーーーーーーーーっと繰り返していると、
「自分」が本当は何をやりたいのか、
どう感じているのか、
が分からなくなってしまいます。
そして、こちらも子ども達の本当の気持ちが見えないままになってしまいます。
小さい頃、よく泣く子だと大変・・・と思いがちですが、それだけ感情が表現できているのは、本当はすごく良いことだと思うのです。あとは、どう受け止め、どう働きかけるか、だけ。それがどんどん感情を伝えられなくなっていき、内にこもってしまうと何をするにも、辛くなってしまいます。それだと人生もったいないです。
「嫌だけれど、やらなくてはならないこと」は沢山出てきます。学校の勉強だってそうですよね。「やりたくないけど、しなければならない」。でも、嫌なら嫌!とまずは気持ちを出してもらう。そこが最初は大切なのかな、なんて思います。気持ちを出すことで、自分の気持ちに気が付くことができるようになります。あとは、こちらがその気持ちを受け止め、認め、心を緩ませる。「嫌なんだね。分かる分かる。お母さんもそうだった」そして、でもそこを乗り越えられたら、こんなに楽しい世界が待っているということを少しずつ伝えていく。焦る必要はないと思います。
心を緩めて、少しずつでも成長を意識してやり続けていれば、絶対道は開けます。そしていつか、しなければならない・・・から、したい!スイッチに切り替わる時が来ると信じています。
そのためにも、まずは大人の私達が自分の「しなければならない」呪縛を解いていき、
子ども達が「嫌!」となった時、「なんで!!(怒)」とならないようにしていけたら良いですよね。
By Sachiko
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