タイに住むシングルマザーviiさんが考える、最適な習い事についてレポートが届きました。
学校で毎日勉強する以外に、子どもの様々な能力を伸ばすことは、とても重要なことです。全ての子ども達の中にある才能や力。どんな特性があり、それをどうやって、いつ、子ども達が表現するかを、芸術、音楽、スポーツなどを通じて、母親は見つけることができます。
子どもに習い事をさせることで、母親は子ども達自身の中にある可能性や能力と出会うことができます。私自身は、「勉強」のような学問的なことにはそれほど重きを置いていません。子どもはすでにしっかりと学校で勉強していると思うからです。
私と息子が水泳を選んだ理由
私はまず子どもが好きで興味をもっていることを探したい、と思っています。強制ではなく、自分の気持ちから習い事に取り組んでほしいのです。私にとっては、「水泳」が一番大事。一つは運動として。そして、もう一つは大人になってから、将来起こりうるだろう危険から自分の身を守る方法として役立つと思っています。そして、息子も水泳が大好きです。水泳のクラスには友達もいるし、楽しく遊びながら身につけられるからです。
幼いときは喘息のせいで、夜中に何度も子どもを病院に連れていったものですが、水泳のおかげで子どもは健康になり、この1年の間、頻繁に患うこともなくなり、今ではせいぜい風邪くらいです。水泳を習っている間、保護者としての私の負担もとても軽くなります。
というのも、学校のブールを利用して子どもは水泳を習うことができるからです。ほかにも放課後、学校がサポートしている特別授業がいろいろとあります。親が迎えに行くまでの空き時間、子ども達が学校で習い事をするのは保護者にとってとても助かります。
私は、次の学期に音楽を習う気持ちがあるかどうか子どもと相談したいと思っています。ピアノだけでなく、エレクトーン、ピアニカ、あるいはウクレレだってよいのです。決めるのは子ども次第。心を癒し、集中力がつき、記憶力も増し、楽器の音に触れリラックスできる、そんな音楽の良さについて目を向けてもらえるよう、息子とよく話し合いたいと思います。
学校選びの重要さについて
シングルマザーである私にとって、子どもの学校選びはとても重要です。学校は、知識を授けるとともに、日常生活が楽しく幸せであるよう子どもをサポートする大事な場だからです。このように放課後に行われる学校での特別授業は、私のような親も安心して子どもを預けることができ、とてもありがたいのです。
vii@thai
タイの病院であった衝撃の熱を下げる方法(「熱が出た時はこうする!」)や、タイに住むママたちからの生の声(インタビュー)など、、「タイの記事」はこちら
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