「心の木」を育てよう 【Q. 心の木瞑想ってどのようなものですか?】

心の木瞑想とは 世界マザーサロン永井佐千子
このコーナーでは、皆様からのご質問やお悩みについて、世界マザーサロンのオリジナルメソッド「心の木を育てよう~東洋思想と心の木瞑想」に基づき、代表の永井佐千子がお答えしていきます。
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第1回目は、『心の木瞑想』について。
心の木瞑想では、「大丈夫!」と思える心を育てることを目的としています。
「瞑想」と聞くと、子どもでは難しい、長続きしない、というイメージがありますが、この心の木瞑想は、簡単に日常生活に取り入れることができ、子どもでも常に「自分」に立ち返ることができるようになります。

まずは気持ちと向き合うことを大切に

気持ちと向き合うことを大切に 永井佐千子

日々の生活の中で私たちは様々な”気持ち”を感じています。
嬉しい、楽しいといった前向きな気持ち以外に、苦しい、つらい、悲しい、怒りといった”負の感情”も。こうした負の感情は良くないものとし、感じないふりをする、感情を出すことを我慢している、ということはよくあるのではないでしょうか。

でも、実はダメな感情はなく、「持ってはいけない気持ち」というものは何もありません。

「本当はどう思っているのかな」
「本当はどうしたいのかな」

まずは「自分の気持ち」を大切にする・受け止めることが「自分を大切にする」ということに繋がります。

ただ、どんな気持ちも持ち続けていると心は疲れてしまいます。
イライラ、悲しい、悔しい、という気持ちだけではなく、うれしい、楽しい、という気持ちも同様です。

そこで役に立つのが「心の木瞑想」です。
「あー今、こう感じているんだな」と自分の気持ちと向き合えたら、次はその気持ちを流す。感情を全て流し、心を軽くする、リセットする時間ができると、肩の力も抜け、見えるものが変わり、やるべきことが見えてきます。
『禅』の世界でもよく言われることですが、とらわれないことで、とても生きやすくなります。

「大丈夫」と思える心が生きていく土台になります

「大丈夫」と思える心が生きていく土台になります 永井佐千子

一本の大きな木。

どんな雨風にも揺るがない、太い大きな木に育つためには、しっかりと張った根が必要です。そして、この根には栄養満点の土壌が必要です。

まずはそんな大きな木をイメージしてみましょう。

私たち誰もが『心の木』を持っています。ぶれない軸、どこまでも広がる可能性の枝。この木を育てていくためには、やはり頑丈な根が必要です。そして、この心の木には、『大丈夫』と思える心が栄養になります。

『大丈夫』の土台がしっかりしていれば、しっかりと根は張り、どんなことがあっても揺るがなくなります。そして、どんどん上に伸びていくことができるようになります。どんな気持ちが来ても、「大丈夫!」と受け止め、前に進む力に変える事ができるようになります。

この「大丈夫」と思える心、そして「心の木」を育てていくのが「心の木瞑想」です。

心の木瞑想を日常生活に取り入れてみよう

自分だけの心の木を育てていくことで、何かあった時に、すぐ立ち返る場所を作ることができます。

~心の木瞑想のやり方~

  • 軽く目を閉じ、自分の「心の木」を心に思い描きます。
  • 心の中で「大丈夫」とつぶやきながら、口から細く長く生きを吐き、地面にしっかりと張って、伸びていく根をイメージします。
  • 鼻からゆっくり息を吸い、今度は上に伸びていく枝をイメージします。

時間は30秒でも、1分でも構いません。
夜寝る前に瞑想を行うと、1日の気持ちがリセットできます。

気持ちを流し、「今ここ」に集中できると、心が軽くなり、力が抜けます。力が抜けると、問題に対して、どうしたら良いか考えることもできるようになります。

寝る前に是非親子で取り入れてみて下さいね!

一般社団法人世界マザーサロン  代表理事 永井佐千子(Sachiko Nagai)永井佐千子(Sachiko Nagai)
< 経歴 >
大学卒業後、北京に語学留学
2002年より経営コンサルティング会社で日系企業の中国事業支援に従事
その後、上海の法律事務所で勤務後、2008年に独立
母親が在宅で仕事ができる環境を整えながら企業の事業支援を行う
2015年に一般社団法人世界マザーサロンを設立
一男一女の母

世界マザーサロンでは、永井佐千子が講師をつとめる<心の木出張講座>も行っています。
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『「心の木」を育てよう~東洋思想と心の木瞑想~』については下記からお読みください。
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