みなさんのところでは、街道はもうイルミネーションが点灯していますか?みなさんは暖かいコートを着て、温まっているでしょうか?今日はタイのクリスマスについてお伝えしましょう。
首都バンコクにあるキリスト教会のクリスマスツリー・装飾
タイのクリスマスはとても暑い!!
ご存じのとおり、タイは亜熱帯地方のため一年中とても暑い国です。12月のクリスマスだからと言って寒くなるわけではなく、また雪が降ることもありません。
タイの3月~6月は一年中で最も暑い時期、7月~11月は雨季のため毎日スコールがあり、ひどい時は河川が氾濫することもあります。11月の後半から2月までは乾季で、タイで最も気持ちのよい季節となります。乾季のタイは、日本の晩夏から初秋のような感覚で、少し暑いですが、たまに吹く風が涼しくてさわやかです。
そのためタイ人は12月のクリスマスの頃になると、「寒くなってきた」と言い、長袖やコートを着始めます。でも、気温はまだまだ30℃!日本の冬に慣れている私にとっては、寒さは全く感じません!
仏教国家のクリスマス~デパートは最大のディスカウント!
タイは仏教が国教であることに間違いありませんが、西洋の宗教的なイベントもにぎやかにお祝いをします。これは、タイ人の包容力と楽しい事好きな気質によるのかもしれません。
タイのクリスマスをお祝いする方法は、宗教的な意味はなく、ただ、賑やかで楽しいものです。それぞれのお店でも年末商戦のいい機会とみており、どのお店も入り口を飾るのに全力投球です。
11月末までに華やかにイルミネーションを灯し、入り口に巨大なクリスマスツリーを飾り、いろんな色のネオンが加わり、辺りは全く暗くなりません。人工雪を準備するお店もあります。
そして人の流れを引き寄せるために、商品がディスカウントされます。クリスマスからお正月にかけて、この時期はバンコクのデパートでは割引が最大になり、多くのお店が駐車場から長蛇の列、中も人でいっぱいになります。
タイ旅行は12月がお薦め!~半そで短パンのクリスマス!~
宗教的な儀式の制限がないため、タイの年末はクリスマスもお正月も盛大にお祝いをします。家で静かにイエス様の誕生をしのぶ欧州と違い、私が住んでいるバンコクでは、クリスマスは本当に賑やかです。
バンコク最大のデパートCentral World前の広場では、毎年年末に年越しコンサートが開かれ、年末大売出しと合わさって、老若男女問わず、クリスマスをそれぞれ自分なりに楽しんでいます。
Central World前
お年寄りは割引に乗じて、ショッピングを楽しみ、若い人達はショッピングが終わってから、広場でコンサートを楽しみ、新年のカウントダウンが終わってから家へ帰ります。
日本や欧州では、クリスマスケーキとチキンが絶対!というほど必ず出てきますが、タイでは全くこのようなことはありません。タイではクリスマスは法定休日ではないので、美味しいものを食べて楽しく過ごすのが、最近の若者の流行りです。
バンコクRooftop Restaurant
仕事をしている人達は、クリスマスの夜であっても、バラエティー番組を見ながら、いつもの河粉ヌードル炒めやどんぶりご飯を食べ、半そで短パンにサンダル姿で、とても楽しいと感じています。
もしバンコクへ遊びに来る機会があるなら、やっぱり12月末が良い選択ですよ!是非、半そでにサンダルを履いて、冷たいドリンクを飲むクリスマスを体験しに来てください!
By yuki@Thailand
タイの病院であった衝撃の熱を下げる方法(「熱が出た時はこうする!」)や、タイに住むママたちからの生の声(インタビュー)など、、「タイの記事」はこちら
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