よく耳にする「食育」という言葉。
農水省によると「食育」とは、
『生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。』
とあります。
食育という言葉が産まれたのは1896年。
明治時代の医師・薬剤師だった石塚左玄氏が造語として用いたのが始まり。
そして2005年に食育基本法が成立。
食育とは、生きる上での基本。
子どもの心身を養うためには、しっかりとした食べ物を与えていく必要がある、ということなのですが、この食が地球環境や動物達にどれだけ負荷を与えているのか、ということについて、触れられることはほとんどありません。
日々の食の背景では、温暖化、砂漠化、飢餓、水不足、そしてたくさんの命が犠牲になっています。
これからの子ども達に必要な「食育」とは、単に子どもにとっての健康や「感謝をする」といったことではなく、私たちが住んでいるこの地球環境、そして命にどれだけ負荷を与えているのかを知り、その負荷を減らすにはどうしたら
良いかを考えていくこと、ではないかと感じています。
来年は、子ども向け教育カリキュラムを充実させ、この地球環境の課題に正面から取り組むことを通して、未来のリーダー育成につなげていきたいと思っています。
国や企業に改善を求めていても何も変わりません。
本当の幸せとは何なのか、一人ひとりが考えていくことが大切です。
子ども達、その子ども達が幸せに生きていける世の中にするために、今、私たちに何ができるか、一緒に考えてみませんか?
来年も定期的に交流の場を設けていきたいと思いますので、是非ご参加くださいね!
by Sachiko (The World’s Mother Salon代表)
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