おはようございます!
菜食の素晴らしさを世界へ広げたいThe World’s Mother Salon(世界マザーサロン)の永井佐千子です。
先日、あるサイトで、世界の飢餓事情に触れながら、今の日本の食生活のあり方、廃棄率の多さに疑問を呈する記事が掲載されていました。
そしてそれに対するコメントとして
「私たちの目の前の食事と飢餓問題を一緒に考えるべきではない。」
というようなことが寄せられているのを見ました。
それも組織の代表や研究所所長など一定のポストの方々からのコメントです。
私も以前、食の話をした時に
「今、目の前の食事が世界に影響を与える、というのは想像ができない」
と言われたことがあります。
また一方で、
「余計なことは考えたくない。知らない方が幸せではないか」と言われたこともあります。
確かに、今、目の前にある食べ物を飢餓で苦しむ子どもに届けることはできません。
食の背景について余計なことを考えず食べていた方が、その人自身は幸せかもしれません。
ただ、世界は全て繋がっています。
食が及ぼす影響については、こちらに分かりやすくまとめています。
子どもには世界で通用する人になってほしいと考えている方も多いと思いますが
この「想像する」という力がなくては視野を広げることも、活躍の場を広げることもできません。
どれだけ自分事として感じ、何ができるかを考え行動していけるか、がこれから益々必要になってくるのではないか、と感じています。
先日も人材会社の関係の方とお話をしましたが、AIにより、今後仕事に求められる力は確実に変わってきます。
求められるのは「想像力」と「創造力」
どう思っているのかな
どうなっているのかな
と想像し、学び、よりよくするためにどうしたら良いかを考え、創り出す力。
こうした力は急に身につくわけではありません。私もまだまだです。
でも、日頃から「考え続ける」習慣をつけていくことで、鍛えられると思っています。
苦しんでいる人や動物を見て、「かわいそうだね」で終わらせるのではなく、「何ができるかな?」と自分事として真剣に考える人が増えていったら世の中きっと変わるはず。
是非、お子様と一緒に「考え続ける」ということを意識してみてはいかがでしょうか^^