ハーブ先進国ドイツで人気のハーブティーランキングは?/Germany

ドイツには治療用ハーブの専門店も多く、ドイツ人は日常的にハーブティーで体調管理をしています。私たちも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ドイツは、ホメオパシーの発祥国であることからもわかるように、薬草学の研究が非常に盛んで『ハーブ先進国』とも言われています。薬局をはじめ、大手チェーンドラッグストア、スーパー、BIOショップなどでもたくさんのハーブティーが売られています。
herbteaiolley-2
薬局でハーブティーを量り売りしている
私が以前住んでいたオーストラリアでもハーブティーが売られていましたが、ドイツの方が種類も断然多く、いろいろなメーカーがあります。西洋のハーブティーだけでなく、アーユルベーダ系のハーブティーなど種類が豊富で見ていて飽きません。

ヒルデガルドのハーブからハーブシャンプーまで!

12世紀、ドイツの修道女だったヒルデガルド(世界最初の女性博物学者)が残したレシピに基づきブレンドされたハーブを販売している薬局もあります。
herbteaiolley-5
By amazon 「ヒルデガルトのハーブ療法―修道院の薬草90種と症状別アドバイス」
日本では雑誌などでも掲載されているドイツのマリエン薬局が有名だと思いますが、こちらは、ミュンヘンにあります。
そして日本ではあまり知られていませんが、ベルリンには、クラウターキューネ(Kräuter Kühne)というハーブ専門店(治療用ハーブ)が13件もあります。ハーブを量り売りしてくれるほか、スパイスも販売。更にハーブから作られたシャンプーなども売られています。地元系なのか、わりとこじんまりとした、地域に馴染んだお店です。
herbteaiolley-6
https://www.yelp.de/

ドイツ人に人気のハーブティーは?

ここでドイツ人に人気のハーブティーのランキングをご紹介しましょう。

ドイツ人に人気なハーブティーランキング

1位  ローズヒップティー
2位  ザルベイティー
3位  ネトルティー
4位  カモミールティー
5位  ペパーミントティー
herbteaiolley-1
ザルベイティーはあまり聞いたことがないと思いますが、日本でいうセージです。ドイツでは、セージキャンディーも薬局にたくさん売られており、セージはとても有名です。また、ネトルティーもドイツ人は小さいころからよく飲んでいるらしく、よく見かけます。これは、日本名では、イラクサと呼ばれています。
herbteaiolley-4
ピーターラビットにも出てくるカモミールティーやペパーミントティー、ローズヒップなどは世界的に人気ですね!

ハーブティーで体調管理!断食しながらハーブティ??

herbteaiolley-3

ドイツ人の買い物の様子を観察していると、やはりハーブティーを必ずと言ってよいほど買っています。家にいくつか常備しておくのが習慣のようで、コーヒーよりハーブティーを好んで飲むようです。

ドイツのことわざに❝断食で治らない病気は医者も治せない❞というものがありますが、実際にドイツのゾーリンゲンでホームステイをしたとき、ご主人が中耳炎で頭痛だったらしく、何日も会社を休んで寝ていました。
そして、ほとんど食べず、カモミールティーを飲み続けていました。いつ会社に行くのだろう?と思っていると、2週間もの間ベッドで寝続けていました。そしてすっかり回復。無理に薬で治すのではなく、身体の力を信じてゆっくりしっかり休める環境、素晴らしいですよね!
Iolley@Germany

世界マザーサロンおすすめのハーブティー

オーガニック ハーブティー

ロシアの伝統的な製法で作られたハーブティーは、甘味料・保存料・香料・着色料無添加、非遺伝子組み換え、ノンカフェイン。更に長期摂取に向かないハーブや、体質や体調によって制限が必要なハーブは使用していないため、お子さんや、妊娠・授乳中のお母さん、家族みんなでお飲みいただけます。(出典:Alexander Dyachenko

編集部おすすめ

様々な国の身体のお手当方法情報はこちら。
マクロビオティックを用いた自然のお手当方法 熱や下痢について/Japan
熱が出た時はこうする!/Thai
風邪予防から熱さましまで、モンゴルの驚きの治療方法
iolleyさんの他の記事も合わせてお読みください。
長期休暇をしっかり楽しむ!/ドイツ人の休暇の過ごし方
中卒からの支援も充実!ドイツの職業訓練制度
何歳になっても大学で学べる!/Germany
ドイツ人から見た東日本大震災311
ドイツに来たシリアからの難民の人々
ドイツ人の食生活から学ぶこと、考えさせられること
ドイツの電車の駅には、改札がない!?
iolleyさんリレーインタビュー
ぜひリレーインタビューにご参加ください。
あなたの声を世界のママに届けます。インタビューはこちらから

コメントを残す