子どもたちが安心して過ごせて、自分のペースで学べる場所を作っていきたいという思いから、2月1日より学習支援『チャージ!』を始めます!長野市で子ども食堂などを運営している「さんぼんやなぎプロジェクト」と共同運営です。2月、3月はまず小学生を対象に、4月からは夕食も用意し、中高生の子どもたちにも来てもらえるようにしていきます。
学ぶ意欲を高めるためには、まずは心とお腹を満たすことから
『チャージ!』で大切にしていることは、勉強の前に、心とお腹を満たすこと。イライラしていたり、何か不安や悩みがあったり、またはお腹が空いているような状態では、いくら、勉強しなさい!集中しなさい!と言っても無理な話し。これは大人だって同じですよね。
心とお腹が満たされて、学びのきっかけが用意されていれば、子どもたちは自ら学んでいくようになります。私たちはまずこの土台を大切にしていきます。
そして、ここでの食事は、全て植物性のみ。体への負荷を下げ、日頃の野菜不足解消につなげていけたらと思っています。小学生の子どもたちには、おにぎりの他、野菜を使った簡単な一品を地元のおばちゃんたちが心を込めて用意をしてくれます!
人と比べず、自分のペースで学び、「分かった!」を増やしていきます
学校の授業の短い時間の中だけでは、分からないところを質問して、考えて、分かるようにしていく、というのはなかなか難しいと思います。かと言って、家で一人で考えるというのも難しいところがありますよね。『チャージ!』では、学習支援のスタッフが丁寧に分からないところを掘り下げて、「分かった!!」につなげていくようにサポートしていきます。
先月のプレオープンの時に来てくれた子どもたちからは、
「みんなと一緒にやると勉強がはかどる!」
「ゆっくりできるー。」
といった嬉しい声が聞こえてきました。
また、自らプリントをどんどんやっていく子も。
小さな「できた!」が、大きな自信に繋がっていきます。
そして、お子様と一緒にお越しになられたお母様からは、
「家にいるとついついうるさく言ってしまうけど、進んで勉強をしている姿を見れて、こちらも落ち着いて過ごせた」
「たくさんプリントができて、家でも褒められ、そして先生に見せたらまた褒められて、とても喜んでいました」
といった声も。
家庭での教育を、とよく言われますが、なんでも親がやらないといけないわけではありません。地域の中で、自然に頼り頼られるような関係が広がっていったら、親も力を抜いて子どもと接することができるようになるのではないかなと思います。
『チャージ!』は毎週木曜日、15時から子どもたちの帰宅時間(季節によって変わります)までオープンしています。どんな様子か見てみたい、自分の地域でもやってみたい、という方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問合せください。
より安心して過ごせる環境を目指し、ただ今クラウドファンディングに挑戦中!
これまで、地元の方から机などご寄付でいただいてきましたが、ゼロからのスタートのため、まだまだ設備が整っていません。子どもたちにより良い環境を与えられるよう、現在クラウドファンディングでご支援を募らせていただいております。今後、ここをモデルケースとして、学習支援施設を全国に広げていけたらと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
世界マザーサロン編集部
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