子ども達が幸せな人生を送れるように、と私たち大人は、子どもに一生懸命教育をしようとしています。世間の常識に外れないように、と色々しつけをしようとします。でも、「こうしなければならない」という呪縛に縛られ、いつの間にか大人も子どももストレスが溜まり、疲れてしまっている、ということが多いように感じています。
では、どんな状態が幸せなのか――
どんな状態が幸せなのか。それはきっと、子ども達の方がよく分かっています。
みんな一緒に笑っていられる状態
色々なことにチャレンジしていける環境
お互いに助け合える仲間
でも、その機会を潰してしまっているのが実は私たち大人なのかな、と思うのです。
こちらが一生懸命色々教えようとしなくても、心が平穏で、安心してチャレンジできる環境さえあれば、子ども達は自分で道を切り開き、自分で学んでいくようになる、ということを強く感じています。逆に、色々とスキルを身に着けても、その子本人の心が不安定で、更に社会情勢が不安定であれば、その力を発揮することさえできなくなります。
私たちの役割は、がむしゃらに子ども達に勉強をさせることではなく、子どもの心が平穏な状態でいられるように考えること。そして、安心してチャレンジしていけるような世の中を作ること、だと思っています。
では、私たちにできることは？
心の平和と社会の平和を守るために私たちにできることはなんでしょうか。世の中を変える、なんてことは、小さな力ではなかなかできません。でも、小さな力でも集まれば大きな波になります。毎日の食のあり方を見直すこともその一つ。
「食」は全てに繋がっています。当サイトでも食については今後も様々な視点で取り扱っていきたいと思っていますが、誰もが幸せに生きていく世の中にしていくために、この「食を変える」というのは本当に大きな影響力を持っています。
難しいことではありません。毎日の食のあり方を見直すだけで、生き方が変わります。世の中の見え方が変わります。そして、食を丁寧に頂くことで、心の状態が落ち着いてきます。忙しい毎日で、食の時間が軽んじられてしまっている現代だからこそ、毎日口に入れるもの、そしてその時間の過ごし方をもう一度見直してみても良いのではないかな、と思っています。
By Sachiko
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