今回はオーストラリアの小学校のアフタースクールの様子について、ご紹介しましょう。
塾や受験がないので、子どもの時からそれぞれ自分の時間を自分で考えて使う生活スタイル
学校の送り迎えは、ほとんどの方が車です。下校時刻になるとお迎えの車が校門の前にずらりと並ぶため、いつも渋滞で問題になっていたことを思い出します。お母さんが働いている家の子は学校に残り、アクティビティをする時間が設けられています。内容は、絵や図工、サッカー、ラグビー等々、様々。
ピアノ、バイオリン、サックスなどの楽器の習い事は、通常の学校の時間内にクラスから抜けて特別に授業を受けることができるようにもなっています。小学校の近くには、公文教室がありましたので、教育熱心なご家庭や特にアジア系の生徒で放課後に公文に行かれている方もいました。こちらは日本人、中国人、インド人のお子様の率が高め。
日本と同じように、放課後にサッカー、水泳、バレエなどに通われる方もいますが、日本と違い、塾や受験などがないため、基本的にのんびり。自分の時間を自分で考えて使う生活スタイルは、とてもリラックスしているように感じました。(オーストラリアでは、なんと大学でもいわゆる日本のような「受験」はありません!)
休日はしっかり遊ぶ!!
そして、オーストラリアでは親御さんがホリデーを待ち望み、お休み時期になると、家族でキャンプに出かけられる方が多く見られます。キャンピングカーにマウンテンバイクを載せて、自家用ボートをひっぱり、海や山へ。自然豊かなオーストラリアならではの過ごし方ですよね!!
14歳からアルバイト開始!
18歳になると、子どもは自立して自分でアパートを借りて住んだり、海外へ1年留学したりするなど、親元からは離れていきます。ハイスクール卒業に伴い、子育ても卒業!!大学を出るまでずっと親が面倒を見ていく日本と比べると、だいぶ違いますね。
ただ、18歳になって突然親離れ、というわけではありません。14歳からアルバイトができ、16歳で自動車免許の取得もできます。少しずつ親離れの機会を与えていくのですね。そして、18歳からは自分でアルバイトをしながら、大学に行くというのが一般的のようです。
家族の時間を大切にしながら、適したタイミングで社会に触れさせていき、成長の機会を与えていく。子ども達の自立を考えたら、必要以上の手出しはしない環境を作っていく、ということも大切なのかな、と感じています。
by iolley@German
「オーストラリアの教育環境と子どもの睡眠」、「小学校にママボランティアの売店も!~オーストラリアの給食事情~」、など…
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