「学び舎めぶき」は、社会に出てから行き詰ってしまった若い人たちの「もう一度チャレンジしたい!」という気持ちを大切に、一歩踏み出すサポートをしていく、新しい形の学び場です。
2023年12月1日、学び舎めぶきは無事2周年を迎えることができました。
トップの写真はめぶきの利用者さんが描いてくれました^^
心から一緒にお祝いをしてくれる仲間がいることが、本当に幸せです。
2年経ち、今、自信を持って言えることは、めぶきのみんなが本当に優しい!ということ。
受け止め合う、認め合う、声を掛け合う。
だからみんな、安心して通ってこられる。
本当に良い場になってきたなと感じています。
1人ひとりの「こうなりたい」を形に
12月1日時点で、学び舎めぶきのこれまでの利用登録者数は63名。
このうち、小中学生が20名、その他は10代後半~20代前半を中心に、30代、40代の方も登録されています。
毎日、10名前後がそれぞれのペースで、希望の時間に通ってきています。
抱えている悩みも様々。
人や新しいこと・場への不安が強かったり
仕事が続かなかったり
なかなか次の一歩を踏み出すきっかけがつかめなかったり
気持ちの不安定さが強く、落ち着かない日を過ごしていたり。
みんな最初に相談に来る時は、とても不安そうな表情で来られます。
ものすごい不安を抱えながら、それでも、一歩を踏み出そうとめぶきまで来た。
それって本当にすごいことだと思うのです。
めぶきでは、その最初の一歩を大切にし、次の一歩はとことん個別に一緒に考えていきます。
人が不安であれば、あまり人がいない時間に作業ができるようにする。
そこから少しずつ関われる人を増やしていく。
あまり体力はないけれど、できる仕事を、という場合は、軽い作業から始めていき、少しずつ体力もつけていかれるようにする。
そんなことを繰り返しながら、工場やA型事業所での安定した勤務につながったり、自分でバイトを探して働き始めた人たちもいます。みんな、それぞれのペースでステップアップしています。
「学び舎めぶき」で大切にしていること
めぶきで大切にしていることは
・自分がどう感じたか、どう思ったか
そして
・本当はどうしたいのか
という気持ちを言葉にしていくこと。
そこまでできるようになったら、
・そのためにはどうしたら良いのか
を一緒に考える。
問いかけ、言葉にしていく時間を大切にしています。
◆◆◆
友達がほしい
仕事をしたい
みんなと何かやりたい
という想いを聞くことがたくさんあります。
ひきこもっているからと言って、何もしたくないわけではありません。
みんな、それぞれの「こうしたい」の想いを持っています。
それを形にする、きっかけ、環境、伴走してくれる人がこれまでいなかっただけ。
めぶきには、本当にたくさんの方がサポートに来てくださっています。
坐禅会を定期的に開催していただいている住職さん、曲作り教えてくださる方、ギターの先生、歌の先生、いつもたくさん遊んでくれるポメラニアンのわんちゃん、ミシンを使った裁縫、小中学生の子たちとの小物作り、農作業、実験教室ではたくさんの先生方に来ていただいています。
提携していただける企業さんも少しずつ増えてきました。
本当に有難いことです。
まずは声に出してみよう
「一人だと何からどうやってやれば良いか分からなくて」
ということもよく聞きます。
でも、声に出してみると、意外といろいろなところからサポーターが現れます。
やってみたいなと思ったら、まずは声に出してみる。
言い続けていれば、いつかどこかにつながるはず。
だから言ってみよう。
そんなことを皆さんに伝えています。
いろんな葛藤を乗り越えて、前に進んでいこうという姿は、涙が出るほど感動します。
もちろん良い話だけではなく、ぶつかることもあります。
でも、「大丈夫」と信じ続ける。
一緒に歩もう、と伝え続ける。
人は結局ひとりだけれど、でも、ひとりじゃない。
これからもお互い「大丈夫だよ」と声をかけあいながら、安心して一緒に歩んでいける存在でありたいと思っています。
2024年も色々チャレンジします!
2024年もみんなで色々なことにチャレンジしていきます。
現在、以下のイベントが決まっています!
◆1月18日(木)~1月23日(火)「めぶき展」in 額縁のタカハシ2階ギャラリー
「学び舎めぶき」の仲間による展示会です。
それぞれが伝えたいこと・想いを形にした作品が並びます。
表現した作品から、みんなの力を感じていただけたら嬉しいです。
◆1月20日(土)実験教室
学び舎めぶきにて、実験教室を開催予定です。詳細は決まり次第お知らせいたします。
◆3月20日(水)春分の日 めぐりマルシェ in Studio Sonne
テーマは、「循環」
テーマに沿った想いのある出店者さんと創り上げていきます。
限られた時間を、エネルギーを、資源を、本当に大切にしたいもののために使う。
そのために、どうしたら良いか。
共に助け合える社会を目指して、みんなで考え、創るイベントです。
準備・当日の運営は「学び舎めぶき」のみんなで進めていきます!
その他のイベントについては、こちらをご確認ください!
皆さまからの温かいご支援をお願いします!
生きづらさを感じている人たちが安心して一歩ずつ前に進んでいくために必要なのは、
「きっかけ」と「環境」と「人」。
学び舎めぶきは、「誰も見捨てない」を合言葉に、日々、一人ひとりと丁寧に向き合っています。
自社事業等を通して運営の自立を目指していますが、ご利用の希望が多く、資金的にはまだまだ厳しい状況です。
この場をこれからも安定して存続させていけるよう、ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
ご支援についてはこちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
最後に、いつも応援していただいている皆様に、心からの感謝を込めて。
本当にありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします!
学び舎めぶき
永井佐千子
学び舎めぶきについて
若者の自立支援を行う「学び舎めぶき」は、2021年12月に長野市で川中島町に開所しました。
現在、50名を超える方が利用登録をされ、それぞれのペースで、自分の道を切り拓いています。
めぶきの願いは、『誰もが安心して生きていける社会を広げる』こと。
学び舎めぶきでは現在、たくさんの方に活動に関わっていただいています。
お陰様でお互いに助け合える良いコミュニティが広がりつつありますが、学校や社会に馴染めず、生きづらさを感じている人たちはまだまだたくさんいます。
私たちは、一人でも多くの人にとって「安心して生きていける場」を広げていくために、地域での支え合い、助け合いが循環できる社会を目指して活動しています。
私たちの活動に共感して頂き、2022年12月19日には、朝日新聞の『天声人語』にも掲載されました。
<場所>
学び舎めぶき 長野市川中島町原1300-1 JR今井駅より徒歩約15分
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