想いを残していこう!~2020/8/13メルマガより~

(この記事は世界マザーサロン代表永井佐千子が2020年8月13日に発行したメルマガから抜粋して、お届けしています。)

こんにちは
世界マザーサロンの永井佐千子です。

毎年、お盆が近づいてくると考える事があります。

今年もあまり移動ができないという方も多いと思いますが、ご先祖様を想い、感謝の気持ちを持ちながら過ごすことも充分供養になるはずです^^

今回は祖母との思い出や、自分自身の想いを意識してみる事などについて、お伝えしたいと思います。

いつか人生を終える時のために、今出来ること


さて、皆さんはご自分の死について考えたことはありますか?

うわっ、今回はまた面倒臭いテーマだな、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひもう少し読み進めてみていただけたらと思います^^


「死にたくない」「長生きしたい」と漠然と感じていらっしゃる方は多いと思います。

死んだらどうなるんだろう、というのを子どもの頃に考えたという人もいるのではないでしょうか。

いつまでも元気に、やりたいことをやって過ごしていけたらベストですよね。

でも、人は必ずいつかその人生を終える時がきます。その時がいつ訪れるかは誰にも分かりません。先日、我が家でも子どもたちとそんな話になりました。

「お母さんもいつかはこの世からいなくなる時がくるんだよ」

子どもたちにとってはかなり辛い話ですが、その「いつか」は必ず来ます。

その時に、「辛さ」だけを残した別れになってしまったら、お互い心残りですよね。

そんな別れにしないために今できること――

それは

「自分の想い」を残していくこと

なのかなと感じています。

祖母との思い出

私の祖母は101歳で他界しました。明治・大正・昭和・平成を生き抜き、たくさんの戦争、災害も経験してきました。おばあちゃん子だった私はよくくっついて、色々な話を聞いていました。

祖母が他界した時は本当に悲しくて、一人で大泣きしていたのですが、
あとから

おばあちゃん、こんなこと言ってたな

これが好きだったな

こんなこと頑張ってたな

と色々思い出すんですよね。


体はなくなっても、想いは生き続けます。欲を言えば、どんな想いで生きていたのかもっともっと聞いておきたかったなとは思いますが、祖母との会話の記憶が心の支えになっているのは確かです。

自分の想いを言葉にする事の大切さ

最近、ご自分の想いをお話されたことはありますか?

子どもたちに
パートナーに
友人に
支えてくれている色々な人に。

自分はこう生きていきたいと思っているんだ

こんなことを大切にしているんだ

そんな想いは、必ず誰かの心の中で生きていきます。

「生き続けるものがある」と分かると、「死」に対する恐怖や不安もなくなっていくように感じますが、いかがでしょうか。


これは自分のことだけではなく、周りにいる人も同じく。

大切にしたい人がいるなら、ぜひその人の想いを聞き出してみてください。


どんな想いで生きているのか

どう生きていきたいと思っているのか


その想いを言葉にすることで、必ずそれは聞き手の心に残ります。

話した本人も、それを言葉にすることで改めて、自分が何を大切にして生きているのかを、再認識することができるようになります。


死にたくない、という方向への意識ではなくどんな想いを残していこう、という意識を持てたら、日々の過ごし方も変わります。

ご先祖様に想いを馳せながら、今日は、自分自身の想いに意識を向けながら過ごして
みてはいかがでしょうか。


皆さんの「想い」ぜひお聞かせください!


一般社団法人世界マザーサロン  代表理事 永井佐千子(Sachiko Nagai)

< 永井佐千子( Nagai Sachiko)経歴 >

・2002年から中国ビジネスに関わり2006年に独立。中国現地の弁護士事務所での勤務、香港での会社設立、上海の大手イベント会社での事業サポート等の経験を経て帰国。
出産後は母親も自分のペースで働き続けられる環境を作りたいという想いのもと、株式会社ESビジネスサポート内にSuper Assistant事業部(SA事業部)を設立
・2015年 世界中のお母さん達と子どもの未来を考えていきたいという想いのもと、(社)世界マザーサロンを設立
・2017年7月 日本で初となるヴィーガン子育て情報サイトをオープン
その他、児童養護施設での料理教室、性教育勉強会、放課後学習支援、環境教育など、講座やイベントなどを通して、学びの場を広げている。
1男1女の母

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