海外で生活していると、環境の変化や気候の影響などにより体調を崩しがちです。私も香港に住んで1年半になりますが、暮らし始めた頃から片頭痛や疲労感を感じたり、原因不明のアレルギー症状に悩まされたり、ここ数ヶ月は日常生活に影響があるほどの体調不良を感じていました。
日常的に頭痛薬や抗アレルギー剤を服用するようになり、その副作用にも悩まされており、薬に頼ることなく、体質を改善し、体調を整えることができないだろうかと思っていたところ、「身近な食べ物を使ったお手当て講習会」が開催されることを知り、参加して来ました。
今回の講習会では、香港でよく悩まされる症状、頭痛・咳・下痢などへの対処法について学びました。
身近な食材で手軽にできるお手当!
今回学んだお手当てでは、調味料は基本的に醤油と塩、食材は梅干し・大根・しいたけ・蓮根・しょうがなど、簡単に手に入るものばかりを使用しています。
ただし、醤油は必ず大豆・小麦・塩のみでできているもの(速く大量に生産するために、アルコールやアミノ酸が添加されているものは避ける)、塩は海塩を使う(食卓塩は不純物の他にミネラル分も除去されてしまっている、岩塩は質にバラツキがある)。食材も、根菜は先が尖っているもの、リンゴや生姜は小ぶりでしまっているものを選ぶ。あまりにも丸々と大きく育っている食材は肥料を与えすぎていることがある、と教えていただきました。
今回は片頭痛に効く「梅醤番茶」や「しいたけスープ」、風邪による高熱や肩こりなどに効果のある「第一大根湯」、咳止め効果のある「蓮根湯」などを教えていただきました。どれも材料が手に入りやすく、作り方も簡単、何よりとても美味しくて日常に簡単に取り入れることができそうです。
↓こちらはマザーサロンおすすめ梅醤番茶。梅肉と紫蘇、天然醸造の醤油、それに生姜を加えて練り合わせた梅醤です。飲み物としてだけではなく料理にも幅広くご利用いただけます。
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体調不良の原因は「砂糖」だった!
私はここ数ヶ月、あまりにも体調が悪く、日常生活にも支障が出るほどになっていたため、個人的に先生のカウンセリングを受けてみました。
日常的に感じている体調不良や、普段の食生活、生活のサイクルなどをお話ししている内にいくつかの問題点が見えて来たのですが、その中でも一番の問題は砂糖の摂り過ぎだと言うことがわかりました。
自分自身の食生活を振り返ってみると、身体を冷やす食材を多く使っていることがわかり、身体が冷えているとすぐにエネルギーになるお菓子やパンなどに手が伸びるようになり、そこに含まれている砂糖によってまたさらに身体が冷える…と言う悪循環に陥り、それが片頭痛の原因になっているということでした。
たった1週間、砂糖なし生活をしただけで・・・
先生に1週間砂糖抜きの生活を試してみるようにと指導していただき、砂糖を控える生活を試してみました。どうしても甘いものが食べたくなった時のために、デーツやナッツ類を使ったデザートなどの作り方も教えていただきました。
また、朝は「梅醤番茶」を飲み、しいたけスープの代わりにお味噌汁やお吸い物の出汁をしいたけで取るようにしてみました。結果、砂糖を控える生活を始めて1週間以上、これまで散々悩まされていた片頭痛は一度も起こらなくなりました。また、頭がクリアになって考えもまとまり、日常的に感じていた疲労感もあまり感じなくなりました。
ほんの少し食生活に気をつけて工夫するだけで、想像以上に体調が良くなり自分でも驚いています。これから香港は夏に向かい、湿度も温度も高くなり、体調を崩しやすい時期になります。今回教えていただいたことを上手く生活の中に取り入れ、体調を整えて行きたいと思っています。
体調が優れないなと感じている方がいましたら、ぜひ「砂糖なし生活」を試してみてください!
Reiko@Hon kong
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