子育てをしていると、毎日毎日子どもと向き合ってヘトヘトになります。頼れる人も近所にいなく、公園では挨拶程度の知り合いばかり、本音を言えるのは夫だけ。働いているママであれば、朝は怒涛のように支度をして子どもを送った後、限られた時間で集中して仕事をして、休む間もなくお迎え、帰宅したら子どもたちのお世話に追われて、気づいたら22時。
「誰か助けて!」「一人でゆっくりしたい!」
ママたちの心の叫びです。
孤独感を感じる母親たち
実際、ミキハウスの調査(※1)によると、育児中に孤独感を感じる母親は6割以上にものぼります。「自分の時間がほしい」と思っているママは、なんと98%以上!
ママたちの多くは、
育児という孤独と戦い、
自分の時間を子育てに捧げているという現実です。
このうちの何割が「自分の時間がほしい」と、本音を言える相手がいるのでしょう。このうちの何割が孤独を解消し、自分だけの時間を確保できているのでしょう。
あなたの気持ちはきっと誰かが分かってくれる
子どもへの虐待は、実に6割以上が実母という悲しい事実。明日は我が身。他人事ではありません。
「助けてほしい」「自分の時間がほしい」
ママなら、当たり前に思うことです。こんなことを思って恥ずかしい、ダメな親かしら?なんて考える必要はありません。むしろ、こんな当たり前のことを言い出しにくい社会に問題があるかもしれません。
自分一人でため込まないで、ぜひオープンにしてください。共感してくれる人、助けてくれる人はきっといます。こんな当たり前なことを、さらっと言い合える素敵な社会をThe World’s mother salon を通じて、グローバルな視点でもつくっていけたらなと心から思います。
【参考文献】
※1:「Happynote.com調査」ミキハウス子育て総研株式会社、2008年、2002年
(株)子育て研究所代表 佐藤理香(RIKA)@Japan
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