台北市教育局は冬休み・夏休みの宿題廃止を宣言
他の国の子どもたちは冬休みや夏休みに宿題はあるのでしょうか?もしあるなら、どのような宿題なのでしょう?
先日、台湾の首都、台北の市教育局は2016年冬休みより、40年間の冬休み夏休みの宿題を廃止することを決定しました。冬休み夏休みの宿題といえば、日記を書いたり、心得を勉強したり、環境保護作業をしたり。
多くの親は子どものころ、休み中の宿題は学校が始まる直前に始めたり、または最後は家族全員で完成させたりしたことを思い出します。子どもはやりたくないし、父母も大変。
学習の自主性を持たせる狙い
台北市教育局は、学習における自主性を子どもに持たせたいと説明しています。子どもに休み中に何を学べばいいのか、何をしたいたいのかを自分で考えさせます。これからは先生が宿題やその概略を出すことはありません。子どもの自主的に学ぶ能力が高くなれば、もっと多様に発展していくでしょう。
今回の決定が出されると子どもは喜び、多くの親も同意見だと賛同しました。多くの子どもは興奮して、自分は休み中、完成していることをやりたいと言っていました。家事をしたり、お父さんと環島を旅行したり!これは宿題の目的ではないように感じますが、実際は紙に書く宿題と比べても、より意思のあるものですよね。
一方で宿題の量は減らしても、全部廃止するのはどうかと思っている親もいます。毎日、少しでも宿題をすることを継続することで、学習態度が維持できます。でも、事情がどうであれ、最も嬉しいのは子ども達ですよね。
By Eva@Taiwan
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