知っていると知らないでは大違い。出産に関係するお金の情報を東京を中心にnaokoさんがまとめてくれました。
かわいい赤ちゃんを授かった!夫や両親の祝福を受けつつ、「男の子かな、女の子かな」「名前はどうしよう」「あぁもうただ無事に産まれてきてくれればいい!」と、わたわたと幸せを満喫していた3年前のマタニティライフが、ついこの間のようです。
幸せを感じる一方で、現実的に考えなくてはいけないのがお金のこと。気になりつつも初めての妊娠だとなにから手をつけてよいのかわからなかった記憶があります。
自治体の助成金と育児休暇でいくらもらえるの?
東京都在中のため、ひとまず関連する自治体等の申請関係から調べてみたところ、「妊婦健診の検査費用」と「分娩費用(出産育児一時金として42万円)」の助成があることに驚きました!分娩費用については、東京都平均だと約58.6万円(平成24年度)(a.) とのことですし、健診費用も8万円程度補助してもらえていたので、助成金の支給は本当にありがたいなぁと出産後しみじみ感じていました。
また、育休後は仕事への復帰を予定していたため、子どもが1歳6か月になるまでは、「育児休業給付金(月給×50%)」を支給してもらえたのも大変助かりました。2014年度からはなんと!育休最初の6ヶ月間は月給×67%(その後の期間は従来通り50%)の支給と、更に手厚い制度になったので、夫婦で活用してもいいですよね。
しかも、お休み中は社会保険料の支払いが免除されるのも、嬉しかったところです。産休中、無給の場合は「出産手当金」として、日当の3分の2の金額×日数分も支給してもらえますよ!(私の職場は有給扱いだったため申請できませんでした。)。
事前準備って何が必要でどのくらいかかる?
思ったよりもいろいろな補助があって驚いていましたが、それでは事前準備にかかるお金は?平均約9.6万円(b.) というデータもあるようですが、我が家は6万円程度でした。基本は「足りなかったらネットで買い足そう」というスタンスだったのと、長く使わないものは日用品で代用やレンタルで(シーツはバスタオルで代用、ベッドはレンタルなど)というややゆるーい心構えだったからかもしれません。一番高い準備品は、おそらく抱っこ紐でした。
むしろ、出産直後の内祝いや初イベント系の費用に、ついつい財布の紐を緩めがちだったように思います。お宮参りの時は息子の名前の入ったお酒を用意したり、初節句では祖父母へのお土産に外注したアルバムを用意したりと、今思えば恥ずかしいほど気合いが入りまくっていました…。
内祝いについては、親戚が多かったこともあるかと思いますが、たくさんの方々にお祝いしていただいたことが本当に嬉しかったです!(平均額は約9.8万円 (c.)とのことです。)
このように、長男出産ライフは初めてづくしで怒濤のように過ぎていきましたが、気がつけば、近々第二子出産予定となりました。もう少し申請や事前準備も効率よくできるかと思いきや、長男の体調不良やらなにやらでなかなか準備が捗りません!これからがんばろうと思います!!
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(a.)厚生労働省保険局「出産育児一時金について」
(b.)Benesse「赤ちゃんができたら考えるお金の本」2015.10
(c.)同上
by naoko@Japan
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