【子どもと性:ドイツ】生物の授業で性について学ぶー自然に考える機会を子ども達にー

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Who Has What?: All About Girls’ Bodies and Boys’ Bodies (Let’s Talk about You and Me) Hardcover ? September 13, 2011 by Robie H. Harris (Author), Nadine Bernard Westcott (Illustrator)

驚くなかれ、ドイツの性教育

息子は現在、ドイツのギムナジウムの8年生の授業を受けています。
ギムナジウムとは、 ヨーロッパの中等教育機関・高等教育への進学準備過程のことをさします。by :wikipedia )
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ドイツ ギムナジウム
ドイツの学校の生物の授業では、人間の男女の身体の違いや仕組みについて、詳しく勉強します。男子生徒も女子生徒も同じように、男性の身体について、女性の身体について両方を学ぶのです。
オーストラリアのハイスクールでも、生物の教科書には男性の身体、女性の身体について、詳しく書いてありました。またそこでは、息子は女性の生理周期についても、学んでいたのです。 母親の私としてはとてもびっくりしたのを覚えています。
日本では、男性の身体、女性の身体について学ぶのは、保健体育の授業です。また、小学校では、性教育の時だけは男女分かれて学ぶ、という場合もあるのではないでしょうか。
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lifehacker Australiaより
こうして見てみると、確かに人間の身体について学ぶのは、生物の授業であるのが本来は正しいような気もします。 植物のおしべ、めしべを学ぶことと、人間について学ぶことを別にすることの方がおかしいわけです。 身体について学ぶことは、心臓、血管について学ぶことと同じ分野である方が自然であるのは当然のこと。
しかし、日本で教育を受けてきた親は、これら海外の実態に誰もがびっくりするのではないでしょうか?さらに、一世代、二世代前の親世代ならば、きっと仰天してしまいますよね。

たいせつなことは隠さずに早くから伝える

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S.E.X.: The All-You-Need-To-Know Progressive Sexuality Guide to Get You Through High School and College Paperback ? May 4, 2007 by Heather Corinna (Author)
そして 先日、生物の授業で配布されたと、息子が家に持ち帰ってきたものがあります。それは“コンドーム”。先生が生物の授業でクラス全員に配布したというのです!
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確かに、大事なことです。正しく知る必要のあることです。個人的には少し早いような気がしてしまいますが、西洋人的には、ちょうど今知るべき重要なことなのでしょう。
そして私も、わざと隠したり不自然な言い回しをしたりせずに、人間というものはこのような構造になっている、ときちんと教えることは大切なことだと思えるようになりました。

「性」を正しく理解する機会を

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一方、日本では心臓や血管を学ぶことと、人間の男女の身体について学ぶことを別の分野として教えているような気がします。児童のことを配慮しているのか、あえて特別視させようとしているのか…。 児童にどのように影響しているのかわかりませんが、このあたりどうなのでしょうか。
学校では、このように配慮しているにもかかわらず、日本の電車の広告、コンビニでは、堂々と未成年にふさわしくない画像が掲げられ、自然と目に入ってくる環境にあることにも、疑問を感じます。
一方ドイツでは、男女ともに自分の身体を堂々と見せることに抵抗がない国のようです。 例えば、昨年ベルリンでは、ジーンズやスカートをはかずに、パンツだけで地下鉄に乗るというイベントが実際にあったようなのです。ビデオを見ましたが、会社員も学生も男性も女性も、下半身は白いパンツで上半身は洋服を着て、全員が地下鉄に乗車していました。なんという、イベントでしょう!
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daily mailより
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2261818/Going-Undieground-Commuters-brave-bracing-temperatures-leave-trousers-home-13th-annual-No-Pants-Day.html
ドイツの性教育。 日本とは違った角度から、また具体的に正しい知識を与えようとしているこの国。 このような観点から、ドイツを見てみるのもまた面白いかもしれません。
Iolley@Germany
親から子へ伝えたい性教育勉強会

「性教育とは、子どもが自分自身を大切に、そして他者も大切にできるよう心を育てていくこと」だと世界マザーサロンは考えています。
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詳しくは詳細ページをご覧ください。

性教育勉強会のお申込みや活動全般に関してご興味がございましたら、是非お気軽にお問合せ下さい。

The World’s Mother Salonでは、2017年夏、性教育について特集していきます。

第一弾
【子どもと性】性教育は学校任せでいいの?学校教育の現状を見てみましょう。
第二弾
【子どもと性】児童買春、児童ポルノ、中絶、性感染症の低年齢化―偏った性情報が子どもを被害者に
第三弾
【子どもと性】自分の命、他者の命を大切にすることに繋がる正しい性の伝え方
以前掲載しましたドイツの性教育の記事も合わせてお読みください。
【子どもと性:ドイツ】生物の授業で性について学ぶー自然に考える機会を子ども達にー
日本とは違った角度から、具体的に正しい知識を与えようという試みが新鮮です。

【緊急告知! 子どもと性特集 番外編】
学校教育だけでは不充分!我が子を取り巻く性ビジネスの実態―少年センター現役警察官のお話&「子どもへの性教育」勉強会実際にどう行動していけば良いかみんなで考えてみませんか?
当日は、子どもを取り巻くリスクについて現役警察官から直接現場の状況をお聞きし、その後、こちらの記事を執筆された保健師の森崎智恵子さんを囲んで、どのように子どもと「性」について向き合うか、考えてみたいと思います。

詳細は上記をクリック↑↑↑
日時:2017年9月3日(日) 午前中から午後にかけて
場所:東京都新宿区
会費:1500円(昼食代は別途お支払いいただきます)
定員:20名(先着順)

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