原村の夏休み/Japan

東京から八ヶ岳のふもと、原村に移住されたMiyoさんより、原村生活に引き続き、原村の夏休みについてレポートが届きました。これからやってくる冬のために、夏休みの間に家族総出で準備したものとはいったい何でしょう?

短い夏休み

こんにちは。長野県諏訪郡の原村(はらむら)に在住のMiyoです。いつの間にか空が高くなり、着々と秋の気配がしていますね。
ママさん達、夏休みお疲れ様でした。長期の休みは普段のリズムと変りますので、何かと大変ですよね。(そして小学生は宿題というものが・・・笑)さて、実は原村では夏休みはとても短いのです。これは、長野全般にいえることで、実は長野県は夏休みが他都道府県と比較しても短いのでした。
map
(画像はお借りしました)
この理由には諸説あって、昔は田植えや稲刈り休みがあった分、短かったのを田植え休みなどがなくなってしまった後もそのままだ、教育県を目指しているからだ、などいろいろあります。ただ、短いのは事実ですね(笑)でも、2学期が始まるお盆明けには原村はぐっと朝晩涼しくなってきて夏の終わりを感じられるから不思議なものです。

夏休みに行ったこと-薪の準備

さて、我が家は原村でも山の上のほうに位置しているため、冬の暖房は薪ストーブが主流です。薪ストーブひとつで家全体をあたためる造りになっています。
2-2薪ストーブ
我が家の薪ストーブ。説明の時には心地よくて次男はその場で寝てしまいました。移住して1年目の我が家。夏は、冬に向けて薪の準備を家族総出で行いました。まずは薪小屋づくりから。
2-3薪小屋1
2-4薪小屋2
色塗りをする息子達。なかなか上手ですね。
2-5薪小屋3
完成です!最初から落書きがあるのはご愛敬(笑)
2-6薪1
斧で割れないわたしも、薪割り機をお借りして薪作り
2-7薪2
薪運びはおばあちゃんと一緒に

原村に多くの人が訪れる夏

原村は別荘が多いため、夏休み期間中は普段と比較できないくらい人が多くなります。普段利用している野菜売り場やスーパー、温泉、あらゆるところも人があふれるようになります。高原朝市などをはじめ、毎日何かしらイベントが開催されていて、それはそれでとても楽しい雰囲気です。
2-8星空の映画祭
星空の映画祭は、是非一度足を運んでいただきたい素敵なイベントです。
2-9高原朝市
高原朝市では、新鮮で大きなレタスをはじめ、たくさんの野菜やこだわりのジャムなどが手に入ります。駐車場もこんなに?というくらい車でいっぱいになります。我が家は、こういう時はあまり出かけずに、家でゆっくりと普段出来ないことに時間を費やします。
家族でこうやって何かを一緒にやるのは、それぞれの役割をきちんとこなしたり、太陽の下で普段あまり話さないような会話をしたりして、とてもいいものです。子ども達もなんとなく、一回り大きくなったような夏の終わりです。
Miyo@Japan

Miyoさんの他の記事も合わせてお読みください。
原村生活/Japan
January 1st 2016
Miyoさんリレーインタビュー
ぜひリレーインタビューにご参加ください。
あなたの声を世界のママに届けます。インタビューはこちらから